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形質人類学的観点から日本人は

形質人類学的観点から日本人は、過去の縄文人・弥生人や現在の日本国内土着の住民が、いずれもモンゴロイドに属する。むろん「モンゴロイド」という分類概念では中国人や朝鮮人などの東ユーラシア人全体が包括されるし、アメリカ先住民も含まれる。

だが、遺伝子の研究が進むにつれ、従来の人種概念は棄却され、便宜的に使用される分類名称としての各人種も、推定される起源地(原初の居住地)の地理的名称を基準とすることが多い。モンゴロイド集団の分布は日本人形成過程の分析にとって今日もなお重要な手がかりである。
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斎藤成也は人類が単一種であることを前提にし、地域的な特徴を持つ集団として、約1万年前の居住地域を基準とし、アフリカ人、西ユーラシア人、サフール人、東ユーラシア人、南北アメリカ人という分類を提唱する[19]。また、サフール人を含めた、以前の広義のモンゴロイドを互いに遺伝的に近い人類集団として全て網羅する定義として「環太平洋人」が提唱されている。

日本人の発生的系統を考えるとき、上記分類によると、日本人はまずは東ユーラシア人ということができる。ただし、たとえば中国の山東省の臨淄(りんし)から出土した古人骨のミトコンドリアDNA分析では、春秋戦国時代の集団は現代ヨーロッパ人類集団・トルコ人集団に近く、前漢時代の集団は中央アジア集団のクラスターに入るものであった。それゆえ王朝の交代や戦乱や様々な事情で人類集団の系統は地理的にも定住するとは限らないし、「アジア人」と「ヨーロッパ人」とが分岐したからといって両者は完全に分割できるものではない。

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2009年11月07日 13:58に投稿されたエントリーのページです。

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